【感想レビュー】
憧れのタワマンに住むことになった主婦の高田友子が、そのマンションのヒエラルキーの頂点に立つ男に買われるという、階級格差と背徳を描いたストーリーです。
タワマンの低階層という劣等感に苛まれ、ママ友界隈の自慢話に疲弊していく友子の姿は、読者の共感と、覗き見たいという欲望を同時に刺激してきます。噂の最上階の男、林さんが友子に目を付け、お小遣い稼ぎという名の誘惑をかけることで、物語は一気に禁断の領域へと突入するわけです。
林さんの元での「バイト」は、行為のレベルで報酬が変わるという倒錯的なルールが設定されていて、その詳細が描かれるたびにエロかったです。お金のために熟女である友子が、巨乳を揺らしながらフェラや中出しといったハードな要求に応えていく様子が、彼女の倫理観が狂っていく過程と重なって丁寧に描かれていたので、Hシーンに感情移入しやすかったです。
特に、林さんの強引で独占的なセックスによって、友子の人妻という立場が寝取られていく様子は、NTRジャンルとしての興奮を最高潮に高めています。林さんのペニスが友子の膣を支配し、ぶっかけていく様子が描かれていて、Hシーンの盛り上げ方が上手いと思いました。
お金に余裕ができたことで、友子の表情や心に余裕が生まれていく描写には、金銭と快楽が彼女の人生を解放していくという、ある種のカタルシスを感じました。かつて疲弊していたママ友の自慢話を平然と聞き流せるようになった友子の変貌ぶりにギャップ萌えしましたし、タワマンという密室で繰り広げられる格差を乗り越えたセックスは終始見ごたえがありました。




















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