童貞ボッチの僕はヤリサーに入ってしまったらしい（3）【18禁】

サザンガク先生の『童貞ボッチの僕はヤリサーに入ってしまったらしい（3）』は、清楚とサディズムという強烈なギャップを持つヒロイン、桃井エマに焦点を当てた一編です。本作の最大の魅力は、その一見するとハーフの美少女という清純な外見を持つエマが、裏では「男を徹底的にいじめ、快楽を搾取する」ことを楽しむ生粋のドSであるという二面性にあります。

主人公・恵は、このエマによって全裸で拘束され、文字通り尊厳の破壊を伴う凌辱に晒されます。特にエマの「あーチ〇ポいじめてー」という独白や、「これからよろしくね、後輩君」という甘い言葉の裏にある冷酷な支配欲が、読者に背筋が凍るような快感を与えます。恵の全身を拘束し、無力な状態に追い込むことで、エマは彼から搾り取る快感の最大化を図ります。

作画においては、エマのスレンダーな体つきと美乳が、そのドSな振る舞いと相まって、非常にフェティッシュに描かれています。また、彼女の所属する「ヤリサー」のメンバーたちの登場により、恵が複数の支配者によって追い込まれていく集団的な背徳感も増しており、シリーズ全体の絶望感を深めています。恵の屈服していく姿と、エマの冷たい笑顔のコントラストが、この支配的なプレイジャンルの醍醐味を凝縮した一冊と言えます。